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北村元康

きたむらもとやす

北村元康は、小説「盾の勇者の成り上がり」の登場人物。 「盾の勇者の成り上がり」の外伝である「槍の勇者のやり直し」の主人公でもある。
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概要

CV:高橋信
21歳の大学生。「」と「妄信」の勇者
作品中でもトップクラスのイケメンで、軽い感じのお兄さんと言った印象。
文明レベルや常識は尚文と大差ない世界の日本から召喚された。
痴情の縺れで女の子に刺されたのが日本での最後の記憶であり、気がつくと自分の遊んでいたMMORPG『エメラルドオンライン』そっくりの異世界に召喚された。

盾の勇者の成り上がり

女の子好きの正義漢!でもそれが原因で…


錬や樹同様に、自分は死んだと思ったところを、都合よく遊んでいたゲームそっくりな世界に召喚されたためゲーム感覚を持っている。

物語前半は女の子が大好きで、可愛い子や綺麗な子には見境なくナンパをしていた。(但し、元の世界での死因となったヤンデレ的な女、リーシアのようなストーカー気質で自虐のある娘や女王のように自分になびかないキツい女性は苦手。また好きになった相手がヤンデレ化した場合も例外ではない)
また、ゲーム知識を基にある村の飢饉を特殊な植物の種で解決するも、その種が封印指定されるほど危険なことを碌すっぽ調べずに使用したため、こちらも後に大きな災害をもたらす。

四聖武器書に書かれていた槍の勇者の特徴は「仲間想い」であるが、元康の場合は上述した通り盲目を通り越した「妄信」に近い。これは元の世界で刺殺された際(下記にも記述)にその原因を「自分が彼女たちを信じてなかったから」という、明らかに間違った解釈に行き着いたのが原因らしい。
そのためマルティのを疑いもせず信じて序盤は尚文と敵対し、さらにはラフタリアが「無理やり尚文の奴隷にされている」とマルティにそそのかされ、単独では攻撃手段がほぼない尚文に一対一の決闘を強要したこともある。
悪いことに、マルティの悪行(尚文への冤罪や三勇教との共謀、さらに目の前で起きたメルティ暗殺未遂)が明らかになってなお、マルティに対する妄信を貫いて彼女の無罪の証拠を探そうとしたり、莫大な借金と罰を負わされた彼女を見捨てなかったり、マルティではなく尚文が悪いという考えを改められなかった。
その盲信っぷりに尚文からは『道化』と称されるが、一方でどこまでも信じ抜こうとする姿勢を「信じる相手を間違えなければ」と惜しまれてもいる。
しかしアニメ版では少し異なり、断頭台にかけられたマルティが自分に命乞いをしたとき、気まずそうにしつつも顔を背けて彼女を見捨てた。


災害を引き起こし解決出来ずで絶望の底、からのブレイクスルー!愛の狩人 爆☆誕!!

霊亀復活と敗北を機に勇者としての名声を残らず失い、さらに仲間からも裏切られ、絶望して無気力になっているところをフィーロに励まされる。
フィーロ本人としては真摯に励ましたつもりはなかったのだが、ソレが最後の後押しになって心のバランスが崩れてしまい、無類のフィロリアル好きになってしまった。
最愛のフィロリアルであるフィーロの育ての親の尚文を「お義父さん」と呼び慕うようになる。
(尚文はこの呼び方で呼ばれることを嫌がっている)
以降はフィーロに献身的に愛を捧げるが、当人からは完全にストーカー扱いされるようになり、
毎度蹴飛ばされるか脱兎の勢いで逃げられている。

その後は自分で育てた三羽のフィロリアルを連れて峠で走り屋をしており、他人の馬車強奪して少々問題になったこともあるが、積荷は奪わずに返し、使い終わった馬車はを載せて返していたので、被害者はむしろ喜ぶという奇妙な生活を送っていた。
それを(フィトリアに唆されて)止めに来た尚文と峠でレースをするが敗北する。

この時フィーロへの恋心嫉妬が高まり、カースシリーズのラストエンヴィースピアの影響で暴走するが、尚文の言葉を代弁したフィーロにより落ち着きを取り戻し峠で走り屋行為をするのをやめることを誓う。
その後多数のフィロリアル共を引き連れて尚文の村に勝手に居候するようになる。

当初はカースシリーズでおかしくなったと尚文たちには思われていたが、カース発症前に壊れているため、仲間になって以降もそのまま正気に戻ることはなく、トラブルメーカーとなっている。

壊れる前は尚文からは序盤の経緯から三人の勇者の中で一番恨まれていた(ただし、マルティに利用されているのは理解していた)が、壊れて以降はその言動にすっかり呆れ果てており、恨む以前の問題となっている。
書籍版での尚文曰く「もう恨んではいない。哀れすぎて見ていられない」。

次いでなのか異常な耐久力に目覚め、ステータスを超極端に振っているはずなのにも関わらずフィーロの全力のスキル(強化方法共有によるとんでもない補正込み)を食らって吹っ飛ばされても平然としていたり、攻撃力を超極端に振ったラフタリアの槌攻撃も二発までは耐えており、耐久力が異常なほどアップしている。
そのせいかよくギャグ展開で斬られたり撃たれたりする展開が多く、Web版後日談ではキールに鎌で一刀両断され、後述の槍の勇者のやり直しのフォーブレイ編では樹とリーシアに対してとんでもなく失礼な発言をしたことで樹にブチギレられ、瞬時に頭、胸、股間に銃撃を受けるなんてことも起きている。
なのにも関わらず平然として生きていたりするのである意味ギャグマンガの世界に生きている人物である。


槍の勇者のやり直し

『アニメ化おめでとうございます!!』
ドライブモード!


元エイプリルフールネタの外伝槍の勇者のやり直し」では主人公を務める。
自称・愛の狩人。壊れた元康がフルスロットルで大暴走。止められるのはお義父さんとフィロリアル様だけ。

最初の世界でのフィーロたんとの消えた思い出を補填するために世界を平和にしつつ、尚文と共にフィーロたんを探す旅に出る。
下記の通り行動にとても難があるが知識とレベルとスキルを引き継いだ、強くてニューゲーム状態のため仲間のパワーレベリングをし、一行の安全確保に大きく貢献する。
物語当初は普通の口調だったが、いつの間にか『ですぞ』口調に統一される。

フィーロたんと尚文、そしてフィロリアル以外のことはあまり興味を示さない。
逆にフィロリアルのことにはかなり熱心で、ユキ、コウ、サクラの卵を見抜く、人化したフィロリアルの服を縫う(腕前は尚文の料理と同等と言われるほど)、槍で木を切って馬車を作る、生産者の育てる種類を言い当てた上、ダメ出しまでする、ゼルトブルで行われるフィロリアルレースなどのフィロリアルに関する競技全てを学び、自身のフィロリアルも参加させるなどしている。
躾に関しては、等しく寛容で怒るなどの乱暴なことはしないが、適度に峠などで遊んだり、変なものを食べさせない等、尚文とは違った方向でしつけもきちんとされている。
ただ、基本フィロリアルについては種族単位で尊崇・溺愛するスタンスであるため、何らかの要因で敵意を持ったり暴走したりして害を為すフィロリアルが現れた際、直接攻撃はおろか取り押さえることもスキルによる無力化も躊躇ってしまうという、元康のメンタル上における明確な弱点にもなってしまっている。

ドラゴンは天敵であるため最初は知ろうともしなかったが、尚文に敵を知ることは弱点にもつながるという説得で初めて興味を持つ。

シルトヴェルト編では飛竜に乗ると聞いて、全身に蕁麻疹を出すほど拒否反応を示し
フォーブレイ編ではある宿で就寝直前にガエリオンににらみ合いで勝つべくツヴァイト・ファイアアイという目から熱線を出すカッコイイがしょうも無さ過ぎる魔法を開発する。
あまり長く詠唱しているとガエリオンに気付かれるためツヴァイトで抑えたが、レベルがツヴァイトのため呆気なくかわされる。

常軌を逸脱した数々の行動をとっており、

  • 腹いせおよびループの条件を確認するためだけに、ループ直後に錬と樹を殺害する(しかも作中の雰囲気のせいか、漫画版だとややギャグタッチな描写となっている)
  • どのループでも、初対面である尚文をいきなり「お義父さん」と呼ぶ
  • フォーブレイ編序盤において陰謀が露見したマルテイやオルトクレイが勇者たちに兵士を差し向けて殺そうとしてきた時に、そのまま逃げずにその場の兵士やオルトクレイ、マルティを皆殺しにして、さらに三勇教の教会を魔法で焼き払う
  • 肉の燻製を食っている最中に燻製を燻し殺したことを言おうとする
など、枚挙に暇がない。
その上、本人は至って真面目でおかしいという自覚がなく、タチが悪い。
そのため仲間たちからいつの間にか誰か一人は留守番という名目で監視されることになる。

この世界に来る前に女に殺されたり、赤豚に騙されたりしたことによるトラウマのせいなのか(フィーロたんと親しくない)女性は豚にしか見えず、喋る言葉も「ブーブー」などの豚言語に脳内で変換されてしまい、女性と会話することができない。
ちなみに高校時代の思い出の中の女性も豚化している
顔がとてもいいために認識障害を患う前は高校、大学と合コンとかも行っていたが、女子を総なめして誰も誘ってくれなくなった過去を持つ。

最初の世界では、尚文がフィーロたんを育てていることに対抗しフレオンというフィロリアルを育てていたが、成鳥になる前にマルティに殺されている。


人物像

21歳の青年。そこそこ良いとこの大学生。成績は授業に出てれば80点くらいは取れる。得意科目は祖父の影響で歴史。
高校生くらいまで茶髪で前髪を長めにしていたが、大学デビューで金髪にして後ろを伸ばしてポニーテールにしている。

高校生までは親の都合で学校を3カ月程で転々としており、各所で様々な友人と交際を深めていた。
当時は直結厨で美人で自分を慕ってくれる子なら誰でも可。男でもOK
上京して入った大学では特定の彼女を作らずにいたが、ある日家に帰ると幼馴染とお金持ちの女友達が何故かおり、元康との交際を巡って争っているところに遭遇。2人にどちらかを選ぶよう迫られ元康は両方断ると両方から刃物で刺されてしまうが気がつくと『槍の勇者』として召喚されていた。
当初は矛盾という言葉の如く、四聖勇者の中で尚文と最も敵対していた(マルティに騙されていたこともあるが)。

マルティに裏切られ、霊亀の一件で完全に捨てられて疲弊しつくし、その後のフィーロの励ましでフィーロたんに救いを見出して以降は、全ての女性としか認識できなくなる認識障害を患ってしまう。
(会話もブヒブヒという鳴き声のようにしか認識できないため通訳が必要。元康が主人公であり元康視点で描写される「槍直し」の漫画版では、女性は背格好や容姿や服装自体は正常に見えているのだが、顔と言葉だけは完全に豚のそれになってしまっている
過去の記憶の中の女性も豚に置換されているらしい。各家庭で大事に育てられている家畜ということになっている。
当時付き合っていた女性とのアレの最中の記憶も豚に置換されているため本人としてはだいぶ苦しい記憶になっている。ただ、相手が男の時のソレの記憶は特に嫌悪もないらしく、『真・シルドヴェルト編』では精神的にお疲れのお義父さん相手に血迷い始めた。ともすれば成功しそうなのが怖い。
フィロリアルクイーン等魔物の人間形態は例外。
また尚文の説得等により多少改善した後は、フィーロと関係の深い女性(ラフタリア等)は認識できるようになった(余談ではあるが、フィーロたんへの愛に目覚めた最初期には、それまで散々ナンパのお誘いをかけたラフタリアのことさえ「狸豚」呼ばわりして邪険に扱う有様であった)。
彼もまた他の三勇者同様大きな挫折を経て改心した一人だが、元の人間性が木っ端微塵に破綻して別方面により一層イカれてしまったという特異な存在である。
しかし、そのために『槍の勇者のやり直し』では数度に渡るループの繰り返しにもまるで動じない超鋼鉄メンタルを手に入れる結果に繋がるが、言動・行動の余りのフリーダムさに「元康だから」の一言でループ世界の関係者から片付けられてしまうようになった。

元の世界ではヤンデレな女性に殺されたり、この世界でマルティに騙されるなど、モテはするが女運がすこぶる悪い。
槍直しでは購入した奴隷を解放した瞬間、ひっぱたかれて逃げられた経緯も明かされる。
もっとも元の世界で殺されたのは元康の自業自得な部分があるのだが。
普通の男友達もいたが、妙に女の子を情報を知ってる割に自分は狙ったり付き合おうとしない不思議な奴くらいだったらしい。

総括として、元康は容姿だけで持て囃されたせいで女性に対して表面的なフェミニズムに沿った接し方しか出来ず、自身のノリを重視してKYかつ相手の意向を汲む事が出来ないため、マルティの様に適度に男を立てて裏で美味しい所をいただくタイプからは搾取され、自立心が強い女性からは彼のスタンスに疑問を抱かれる(その上、後者のタイプは基本的にマルティによって遊行費目的に売られるなりいじめられて追い出されることも相まって気付く様子もない)。

能力・戦闘スタイル

四聖勇者であるため当然聖武器の槍を使う。一部の杖も使用可能。
適性のある魔法は回復
序盤は槍による直接攻撃と、スキルによる槍の投擲系の攻撃が多め。やり直しでは火の攻撃魔法も多く使うようになっている。
槍の攻撃スキルの範囲の広さなどを見ると初期は中衛向きの能力。最終的には対雑魚戦なら各種広範囲攻撃スキルや自動攻撃スキルによる遠距離アタッカー、対ボス戦なら相手の防御をゴリ押しで崩せる突破力の高い中距離アタッカーとなる。ババアに鍛えられておりスキルを使わない戦闘でも普通に強い。
持ち主の元康が猪突猛進な性格なことから、尚文から指示を出されない場合、勝手に敵に向かって突撃していくことが多い。
魔法の腕も一流であり、火力や回復は勿論、防御、幻惑、探知、領域支配、宴会芸など対応出来る局面は多岐に渡る上、独自の創作魔法もいくつか生み出し実戦に投入している。

フィーロへの愛に目覚めてからはラスト、再会時の一件でエンヴィー、鳳凰戦での出来事でラースと3つのカースに目覚めているが、人格がすでに崩壊しているためか精神などに悪影響を及ぼすカースシリーズの副作用がむしろ彼のバランスの崩れた心を補正する方向に作用しており、一部のカーススキル(テンプテーション、ルサンチマン)をリスクを気にせず使用できるため、強化方法の共有を行ったこともあり実は四聖勇者の中で最強クラスの戦闘能力を有している。書籍版ではセインの宿敵勢力の刺客等尚文たちが苦戦した敵を瞬殺している。
ただし合流後に尚文やフィーロにカースを無闇に使わないよう言われており、現在は感情が高まっても絶対に使わないように自ら戒めている。
また、攻撃系カーススキルは代償が非常に重いため、元康といえども気軽に使えるものではない(作者の活動報告によると色欲の攻撃カーススキルの代償は『大切な思い出を失う』嫉妬の攻撃カーススキルの代償は『唱えた者に親しい者が唱えた者を忘れる』とのこと)

槍の勇者のやり直しでは強くてニューゲーム状態のため、戦闘では元康の広範囲攻撃スキルによる一方的な殲滅、虐殺で終了することが多い。

盾の勇者の成り上がり本編では強大な力を見せつけたボスクラスの敵も、やり直しの元康にとってはそこいらの雑魚と同じように瞬殺できる程度の敵でしかなくなっている。
言動・行動の無軌道さに反して意外に冷静な判断力を有しているが、フィロリアルや尚文のことが絡むと暴走しがちで、それが思わぬ結果をもたらしてしまうこともあり、その圧倒的な戦闘力もあって「予測不能の危険人物」として警戒されることも多い。
だが先述の通り彼の信仰は弱点にもなっており、しかもそれをフルオープンにしているため、特に真やり直しのシルドフリーデン編の決戦ではフィロリアルの卵を人質にされてしまった事で殆ど封殺されてしまっている。

スキル・魔法

ここでは代表的なもののみ挙げる。

エアストジャベリン
エネルギーで形成した槍を投擲するスキル。

流星槍
槍から星を放つ広範囲、遠距離攻撃。他の聖武器にもある「流星シリーズ」のスキル。

パラライズランス
その名の通り刺した相手を痺れさせる攻撃。
刺さりさえすれば効果は発揮されるので大体チクッと刺して使う。

エイミングランサー
視界に写っている複数の敵をロックオンした後に槍を投擲すると、投擲した槍が分裂しロックオンした敵を刺し貫くスキル。
誘導力は高いが威力に難のあるスキルらしいが、槍の勇者のやり直しの元康が繰り出すこの攻撃は大量の敵を一方的に殲滅できる火力になっている。

バーストランス
槍で突き刺したものを爆発させるスキル。
やり直しでは主にマルティこと赤豚を爆☆殺するのに使われている。
何も突き刺していない場合は穂先を中心に爆発を起こす。

ブリューナク
槍の先端から一直線上に光線(光の槍?)を放つ上位スキル。
威力も使い勝手もどれも申し分なく、やり直しでは出番が多い。

グングニル
力を込めた槍を投擲するエイミングランサーの上位スキル。
ブリューナクとエイミングランサーの中間の様なスキルで火力と命中精度を兼ね備えている。
ただし単純火力ではブリューナク、マルチロックが出来る点ではエイミングランサーが秀でているらしい。

クローキングランス
姿を隠す隠蔽スキル。他の聖武器にもある「クローキングシリーズ」のスキル。
主に調査やストーキングの際に使われ、隠蔽効果を高めるために同じく隠蔽効果のある魔法「ファイアミラージュ」と重ねがけされる事が多い。
ただし隠蔽のスキルや魔法はパーティメンバーにはうっすらと見えてしまう仕様になっており、これは長所でもあり短所でもある。

スパイラルスピア
槍を高速回転させるスキル。
本来はドリルの様に近接での貫通力を上げるスキルだと思われるが、本編ではもっぱらドライブモードでタイヤを回転させるために使われる。
なので登場して以降地味に出番は多いが、スキル名を呼ばれる事は殆ど無い。

F=エヴァンジェルスピア
「槍の勇者のやり直し」時点での元康の最強スキル。元康はFをフィロリアルという意味だと思っており、真偽は不明だが実際フィロリアルに乗っている時にしか発動できないスキル。本人はフィーロと一緒に発動したいと思っていたが劇中ではユキと共に発動した。
発動すると元康と共にいるフィロリアルや、一緒にいたフィロリアルの力によって元康と乗っているフィロリアルの能力が上昇する。更に乗っているフィロリアルが一度光の羽になって散った後に天使形態で元康の背後に出現し、元康を通じて今まで出会ってきたフィロリアルの思いが乗っていたフィロリアルへ流れ込み、その力を槍に充填することで槍から光の羽が形成される。
高速で投擲された槍の威力は、世界中の龍脈の力を束ねた隠しボス的存在を一撃で貫き、光の羽に変換して消滅させるほど。

アブソーブ
元康の専用支援魔法。尚文のオーラ、錬のマジックエンチャント、樹のダウンに相当する。
効果は一定範囲の魔法の無効化と吸収。吸収した魔力は当然元康が使える。
魔法に対して絶大な力を発揮するが、元康が移動すると効果が消えてしまうという弱点がある。

ファイアストーム
炎の竜巻を生み出す攻撃魔法。強くなった元康が本気で使えば地形すら変える火力がある。
派生として2つの炎の竜巻を生み出すダブルファイアストームなどもある。

ファイアフラッシャー
一定範囲内に隠れている相手を自動で探知して攻撃する「フラッシャー」系の魔法。
隠れると言う行為に反応する魔法なので、魔法やスキルで姿を隠蔽しているだけでなく物陰に潜んでいるだけでも対象になる。
当然盗み聞きされたくない会話をする際に使われる事が多い。

ファイアアイ
元康がガエリオンとの睨み合いに勝つというしょうもない目的で作った創作魔法。
目からビーム(熱線)を放つ一見じゃなくてもネタ要素の強い魔法だが、リベレイションで放つことで高威力・長射程・持続力の高い攻撃手段として機能し本人によるとブリューナクくらい便利とのこと。
ただし結局ネタ魔法のようで、真やり直しではフィーロのご主人様になれるループも存在するのだがそのループの次の週では何故かファイアアイを使っておらず、作者のアネコユサギ先生曰く「あれもネタ技ですから元康の気分がノっていないと使う気にならないのです」と説明されている。
いつか元康が完治して容赦なしにリベレイション・ファイアアイⅩを放つことを期待しよう。

ファイアフラワー
元康が宴会芸目的で作った創作魔法。奴隷狩りにあったイミアたちを励ます目的で使用した。攻撃力の無い炎で花火を起こす魅せ魔法。

サイドストーリーと余談

公式設定資料集収録のサイドストーリーでは三勇者の中で唯一主役の話が書かれており、『もしも尚文が槍の勇者で元康が盾の勇者だったら』と言う設定の話で登場している。
本編での尚文と同じ目にあうも彼のように自力で這い上がる事が出来ずホームレスのようにボロボロの姿になっており、数日間良心の呵責で盗みなどはしなかったが尚文が改めて見かけた時にはすっかりと別人のようになっており、盗みを働こうとしたところを尚文に止められ飯を恵まれており、そのことに感謝しながら亜人たちの手によってシルトヴェルトへ連れて行かれた。
本編でも尚文が言っていたように最初の世界で事態がこじれたのは元康がよく考えなかったから、と言うのが強調されるように元康が盾で尚文が槍の場合は事態の収束は早まったらしい。
しかしその後錬と尚文がメルロマルクを出て行こうと考えるので、間違いなく戦争は起こってしまうらしい。
しかも尚文も錬も行先はゼルトブルかフォーブレイなので三つ巴か四つ巴となりかねなくなる。
元康がシルトヴェルトへ無事にたどり着けたかどうかもぼかされており、チュートリアル編での尚文のように途中で殺されてしまった可能性もある。
このためこの話はやり直しのチュートリアル編が本編1周目で行われた場合のifとも言える等考察性が高い話となっている。

他のサイドストーリーでは登場する話が少なく、カルミラ島ビーチで泥プロレスを提案してポロリを期待したり、ペックル着ぐるみでラルクたちを倒した尚文を爆笑したりと平常運転している。
一方で決闘後にラフタリアに半殺しにされたり、催眠術で暴走したリーシアに恐怖を抱いたり、霊亀の甲羅が柔らかかったせいでフィトリアの攻撃のあおりで錬・樹諸共死んだりと不遇な扱いを受ける話もある。

余談
アニメ版最終回で領地をもった尚文を疎ましく思っているビッチに「時には広い心を持つのも寛大ですぞ」と言っており、原作勢ファンから「愛の狩人が一瞬憑依した!」「ファンサービスか!」と言われており、仕舞にはアニメ二期三期の伏線説、アニメ版は実はやり直しのループの一部説まで出されるほどのインパクトのあるシーンを出している。
なお、元康自身はなぜ「ですぞ」と口に出たのか首をかしげており、無意識に出た模様。


関連イラスト

コミカライズ「盾の勇者の成り上がり」7巻11/21発売!




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